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2025年1月8日水曜日

さようなら 鈴木央紹

鈴木央紹にさよならを言ってきました。

ご親族の方からいろいろなお話を聞かせていただき、

強く、前向きな、鈴木央紹らしいエピソード満載で、

いろいろやり切ったんだなと、少しだけ心の整理がつきました。

(もちろん生きてこれからも活躍して欲しかったですが....)


鈴木央紹の作品は残ります。

それぞれの想いを馳せながら、

皆さんがそのサウンドをこれからも楽しんで聴いていただけると、

きっとその想いは彼に届くんじゃないかな?と思います。


鈴木さん、どうかゆっくりと、お酒飲んでサックス吹いて楽しんでください。

RIP🎷🍺🍷 ..... 


Photo by Kayoko Yamamoto


2024年9月6日金曜日

横浜市ふるさと納税 返礼品に選定

いまや多くの人が利用しているふるさと納税、横浜市はその減収額が話題になっていました が、そんな横浜市も徐々にふるさと納税に力を入れているようでして、「Modern Jazz from YOKOHAMA」を謳う私どものプロダクトも遂に返礼品に選定いただきました!

まずはクリスマス・アルバム「T5Jazz Records presents: Jazzy Christmas/Peaceful」からスタート!今後その他のプロダクト(横浜でレコーディングしたプロダクト)も返礼品に選定される予定です。




各ふるさと納税サイトからアクセスしてみてください!!

2024年3月19日火曜日

デジタル・プロダクトの見直しを行いました

先月、T5Jazz Recordsは11周年を迎えたわけですが、業界的にはこれまで以上に注目を浴びているデジタルに関してディストリビューターの変化もあり、当社のプロダクトに関しても昨年末から新しい環境にシステム移行作業を行っております。

11年も経過すると、この間に様々な市場変化や昨今言われるコスト高騰などもあり、特にCDやアナログ・レコードなどのフィジカル・プロダクトに関しては徐々に値段が上がってしまっているのは、大変心苦しくもありつつ、一企業としては致し方ないところです。

ただ、ではそれら音楽ソフトのプロダクト価値が異なるのか?と言えばそれは"NO"なわけで、価格を変更できないフィジカル・プロダクトと異なり、デジタル・プロダクトは良くも悪くも柔軟に対応できるわけです。そこで、これまでリリース・タイミングによってバラバラだった価格を見直し、統一感のある価格に変更いたします。プロダクトによって上がるものもありますが、下がるものも多数ございます。同時に、これまではアルバム販売のみだったハイレゾ商品は、お求めやすく単曲でも購入可能とします(曲数や長さによってやむを得ずアルバム販売のみの商品もございます)。

移行期間中は2つの価格及び仕様の商品が上がっているかと思いますが、気になっている商品があれば安い価格の商品は今だけの可能性もございますので、是非この機会にお求めいただければと思います。

また販売価格とは関係ないストリーミング・サービスに関してはこれまで通り、全プロダクトをほぼ全てのサービスでお聴きいただけますが、システムの都合上、これまでと裏側の仕組みで一部扱いが変わる可能性があり、プレイリストやお気に入り登録いただいていたアルバムや曲が一旦消えてしまう可能性がございます。その場合は、再度検索していただいてご登録し直していただけると幸いです。

今後ともT5Jazz Recordsアーティスト、及びその作品たちをどうぞ宜しくお願いいたします。



2024年2月1日木曜日

11th Anniversary

2月1日は会社の創立記念日、T5Jazz Records 11周年記念日です。

設立当初は10年後なんて途方もなく先の話で考えることも想像することも出来ませんでしたが、過ぎてみるとあっという間だったり、何しろCOVID-19という未曾有の緊急事態で、まるで時が止まったような時間もあったので、実質は10年無いのかもしれません。

そんなことを言っても始まらないし、時間は過ぎ、変わっていきます。

日本レコード協会の数字によればCDの売上げは2021〜22年付近が底で、2023年は2020年を上回る数字となっていました。CD全体では約1,390億円という売上げです。

アナログ・レコードはここ10年右肩上がりで対前年で150%近い数字ですが、そもそもベースが少なかったのでトータルで約63億円という数字。

音楽配信に至っては未だ通年の数字は出ていないものの、9月までの各四半期で概ね113%程度の数字なので、通年で1,200億円に迫るのではないかと予想されます。こちらはいよいよ来年辺りCDの売上げを抜くことが予想されます。注) その後通年の数字も発表され1,165億円という結果でした。惜しい!

T5Jazz Recordsの数字を振り返ってみたところ、CD 75%:LP 8%:Digital:17%という比率でした。ジャズやクラシックの場合はやはりフィジカル・メディアで聴きたい人がまだまだ多いということでしょうか?とはいえ、アナログ盤やデジタルの売上げが伸びていることに間違いはありません。アナログ盤に至っては対前年比で約2.5倍の売上げでちょっと驚いてしまいました。

新たな年も、これまでのカタログの良さをしっかりアピールしてさらなる拡売を図りつつ、これからもいい作品を作っていけたらと思います。

今改めて過去のプロダクトを聴き直して、作ってみたサンプラー的なT5Jazz Recordsプレイリスト2024年版を公開します。手前味噌ながらどれも良い作品ばかり、ぜひ聴いていただけたら嬉しいです。


2023年3月20日月曜日

アース接続の効果がすごかった

最近仮想アースみたいなものが流行りのようですが、皆さんのご自宅のオーディオ関係はアース接続されていますか?ここ最近、改めてアース接続の重要性を身に染みて感じたので、その顛末をご紹介いたします。


アナログ盤をハイレゾ・データ化するお話は、こちらのページでもご紹介していますが、少し前に個人的にアナログ・レコード・プレーヤーを三十数年ぶりに新調しまして、新しい環境でまたアナログ盤からパソコンに録音を再開しました。以下がその簡単な接続図。

Audioと書いてあるレコード・プレーヤーの絵の部分は実際はフォノイコ、そしてアンプが繋がっています。そこからAudio Interfaceを介してUSBでコンピューターに接続されています。レコード・プレーヤー、コンピューター(以下iMac)はそれぞれアース接続されています。


そして図の下の部分にあるように、iMacの部分をノートパソコン (MacBook Air/M1、以下MBA)に変えようとしたのです(他は同じ)。というのも、iMacでこれを始めてしまうと、録音中はどうしても録音に影響を与えないためにコンピューター操作が出来なくなってしまいます。いろいろな作業が止まってしまうし、大画面に慣れてしまうとなかなかノートパソコンで作業するのは億劫。そこで、MBAで録音させればいいじゃないかという発想でした。

ところがここで大問題が発生しました!

録音しようとしたところ、ブーンというハムノイズのような音が小さく聞こえます。何だこれは!?基本これまでと構成は変わらない、変わるとしたらMBAの部分です。

1.最初はMBAの不具合を疑いました。

そこでアップグレードしていなかったmacOSを最新版にアップデート。しかし状況は変わりませんでした。

2.次に疑ったのがAudio I/FとMBAの間に繋いだUSBハブ。

MacBook Air/M1はUSB-Cしか端子を持っていないので、Audio I/Fから繋ぐにはUSB-CとUSB-Aの変換が必要なのでUSBハブを間に挟んでいたのです。しかし別のUSBハブを繋いでみても何も変わらなかったので、これは違うという判断になりました。

3.最後に疑ったのはMBAのアースです。

iMacとの環境的な大きな違いと言えばアース接続しているか否かです。かと言ってMBAはUSB給電する仕様で、アース線の付いた電源ケーブルなど存在しません。

まず、普通にUSB接続で電源アダプタを介して、アース接続されたタップにiMacと同じように繋いでみました。これは何も変化なしでした。USBの電源アダプタにはアースらしきものは何も無いのでこれは元々望み薄でした。

そこでネットでUSB端子の仕様を調べ、USBのアース・ケーブルみたいなものを調べ始めました。意外といろいろ出てきますが、どれもオーディオ・グレードで相当高い。1万円くらいからのスタートって感じです。オーディオ好きの方がアースで悩む人は結構多いんでしょうね。USBの仕様を調べるとGND(アース)もちゃんと仕様に含まれているようなので、やはりUSBでアースすることは可能なんだと実感し始めました。しかしそのためのケーブルをどうするかが問題です。自作とかもあるようですが、それは最後の手段にしておきたい、、、、

Apple Careにも入っているので相談してみました。が、MBAの仕様的にはアースの不要なタイプなので、アース関係の情報は無いというツレナイ回答。まぁ、こんなマニアックな悩みはそうそう問合せも無いのでしょう(爆)。

一人で悩んで迷宮に入ってしまうと困るので、いつもの【横浜ワイン会】ポッドキャスト仲間の大矢さん、斉藤さんにもメッセージで相談してみました。

すると大矢さんから「とりあえず小指で試してみたら?人間アース.... (^^;」と冗談なんだか本気なんだかわからない返事が.... しかし「とりあえず何か繋いでみれば?」というので、電源は繋いでみたけどダメだったものの、他に何か繋げられるかなぁ?と考えたところ思いついたのが、アース接続されているiMacにUSB接続すること。



これが見事に大正解で、キレイにノイズが消え去りました!(VIVA! 横浜ワイン会 (笑))

ノートパソコンもキチンとアースしないとダメだという事ですね。でもこれは近くにiMacがあるから出来た芸当で外出時は難しい。アース付きUSB電源アダプタが欲しいなぁと思ってしまいました。そもそも外でアース付きコンセントなんて見つけるのも難しいか、、、、 (^^;


2023年3月8日水曜日

T5Jazz Records 10周年と音楽業界を取り巻く状況

去る2月1日に無事にT5Jazz Records 創立10周年を迎えました。今更ながらこれまでT5Jazz Recordsの作品を聴いてくださったお客さま、そして一緒に作品をつくり、リリースしてくれたアーティストの皆さま、スタッフやメディアの皆さま、すべての皆さまに感謝。本当にありがとうございます。

昨日、日本レコード協会から昨年の実績数字が発表されました。CDに関しては金額ベースで1,298億円、対前年比105%とここ10年では初の対前年プラスの数字。音楽配信に関してもストリーミングが928億円、対前年比125%、ダウンロードも加えたデジタル全体では初の1,000億円超え(かつてガラケー時代の着うたでは2009年に909億円がピーク)と、音楽ソフト全体では2018年以来の3,000億円超えとなったそうです。




昨今はもはやCDを聴くためのオーディオ機器が自宅にないという方も多いようですが、どのくらいの方が何で聴いているのか、久々にアンケート調査でもしたいところですね。10年前にこちらのHPで行った調査結果はこんな感じでした → 音楽を何で聴きますか?アンケート結果

当時上位だった車やパソコンの大半にはもはやCDプレイヤーに相当する機器が付いていないので、かなりランキングは入れ替わるんじゃないかと思っています。

聴き方が多様化する中で、どのメディアで音楽を楽しむかはそれぞれの人のスタイルで変わってきていいと思います。音楽を楽しむ皆さんが、それぞれ自分にとって、今一番便利で、且つできる範囲で良い音で聴けるメディアが一番ですよね。


さてT5Jazz Recordsでは、次の作品制作に取り掛かっています。夏を目標に進行していければと考えております。どうぞお楽しみに!


2022年11月28日月曜日

Michael Jackson / Thriller (2022 Mobile Fidelity SA-CD) 聴き比べ

 久しぶりに新譜のSA-CD (Super Audio CD)を買いました(正確には旧譜の再発ですが)。マイケル・ジャクソンの「スリラー」のMobile Fidelityによるリマスター盤SA-CD (Hybrid)。

今さらSA-CDかよ!ってのもありつつ、「スリラー」のレコードやCDなんて、死ぬほど持ってるのに(笑)。シングルレイヤーのSA-CDだって持っています(写真中段右)。写真の他にも2001年リマスターSpecial Editionの国内盤と輸入盤とか、もう数え切れませんww


今回の興味は、オーディオ・マニアの間では大変評判の良いMobile Fidelity (以下MoFi)によるSA-CDだから。昔のSA-CDとどこまで違うのかという大変マニアックな興味が、、、、

まず最初に今回のSA-CDを聴いてみた感想、「あれ?こんな大人しい音だったっけ?」ここから聴き比べが始まりました。

初期のリマスター前のCDだけ見当たらなかったので、古い3作品を引っ張り出して今回の新しいSA-CDと聴き比べました。

・1982年 LP (Picture Disc)
・2000年 SA-CD
・2001年リマスターCD
・2022年 Mobile Fidelity SA-CD

まずピクチャー・ディスクのLPレコード。一般的にはピクチャー・ディスクは音が良くないと言われていますが、いやいや、結構良い音で鳴ってくれるではないですか。発売当初の音なのでリマスター盤のような音圧はありませんが、立体的な音でとても良い音です。

次にリマスターCD、そうそう聴き慣れたこの音。レベルがガンガンに入っていて音圧も凄い。でも久々に聴いたLPの音に比べると立体感が無く、目の前に平坦に張り付いたような音になっています。じっくりと音に向き合って聴くには少し寂しいかも。

そして昔のSA-CD、音の傾向というかマスタリングはおそらく2001年リマスターCDと同じですね。メディアがSA-CDなので、CDに比べてナチュラルで尖った部分や欠けてるのかもしれないところがちゃんと聴こえる感じ。ただリマスターCDに感じた立体感の無さは同じです。

そして今回のMoFi版SA-CD (Hybrid)。こ、これは、完全に昔のアナログ盤(LP)と同じ方向の音で、ちゃんと立体的な音でありながら、リマスターらしいメリハリの効いた音、かつ昔のアナログ盤では再現しきれない細やかさまで再現するDSDの良さを活かしたサウンドになっています。ちなみにCD層も基本的には同じ方向で音作りされていて、CDながらもちゃんと立体的かつレベルもしっかり入った素敵な音で鳴ってくれます。これは素晴らしい、最高の音ですね。

MoFiの「MASTERED FROM THE ORIGINAL ANALOG MASTER TAPES FOR SUPERIOR SOUND」というキャッチコピーは伊達ではありませんでした。MoFiの他のSA-CD作品も買ってみたくなりました。

しかし円安やインフレで5千円を超えるソフトってなかなかですよね... (^^;


そして、こんな音楽やオーディオにまつわるマニアックな話を【横浜ワイン会】と言うポッドキャストで語っています。ホストはT5Jazz Recordsの全てのスタジオ・レコーディングを手掛ける斉藤敬興さん、その斉藤さんやレジェンドとも言えるプロデューサーの笹路正徳さんなどのマネジメントを手掛ける大矢朋広さん、そしてT5Jazz Recordsの清水がメインとなり、時々ゲストを迎えながら酒飲み話的に語っています。よかったら暇潰しに聞いてみてくださいね。きっと楽しいと思います(笑)。

2022年5月20日金曜日

SmartURL設置しました

 以前からMusic VideoをアップしているYouTube動画のリンクカードと呼ばれる右上のⓘボタンなどでSmartURLを使ってフルで聞けるデジタル・ストリーミング・サービスへのリンクを提供していたりしたのですが、いよいよデジタルで楽しむのが本格的になり、更にはフィジカルのストアへのリンクなども貼れるようになってきて非常に便利になっています。

そこでT5JazzオフィシャルサイトのすべてのプロダクトページにもSmartURLを設置し、各種ストアへ一つのリンクから飛べるようににしました。各プロダクトページのジャケ写、あるいはページ最下部に貼ったSmartURLリンクをクリックするだけです。

ページの見た目もスッキリしますし、自分のよく使うサービスで検索しなくてもすぐに飛ぶことが出来ます。ぜひ使ってみてくださいね!!

ただ全てのサービスを網羅している訳ではありませんので、もし追加して欲しいサービスへのURLなどありましたら、Twitterなどでお知らせいただけると助かります。

※追加をお約束するものではありませんのでご承知おきください。




2022年4月24日日曜日

電源タップ改造とその効果が凄かった

少し前に「横浜ワイン会」ポッドキャストでもお話したのですが、PCオーディオに関してアースがどのくらい音質改善に効果があるか試してみたくて、オーディオグレードの高級タップはちょっと安易には手を出しにくいけど、このタップはオーディオファイルの方も結構使っているようですし、見た目的にもちょっと良いかもと買ってみたFargoと言うメーカーの電源タップ



ノーマル仕様のままでもアース線の効果で、見事にベールが一枚剥がれたようなクリアな音が目の前に広がり大成功と思っていました。ただこのままではつまらない。世の中のオーディオファイルの方はこのタップを改造してさらなる高音質化を図って使っているよう。改造ポイントは2つ、ノイズの元となりそうなスイッチのバイパス、コンセントにさすプラグの部分のグレードアップです。

プラグのグレードアップに関しては、いろいろなタイプを検討、あまり色がなくて安定した電源供給をしてくれそうなものを選択し現在某大手電気量販店で取り寄せ中です。これもまた後日レポートしたいと思います。

まずはこのスイッチのバイパスをしてみました。以下にその手順をご説明します。
※個人的見解に基づき改造しています。皆さんにオススメするものではありません。もしこれを見て同じように改造など手掛ける場合は、あくまで自己責任の範囲でお願いいたします。

写真を撮らなかったので文章による説明だけで申し訳ありません m(_ _)m 以下手順となります。

1.本体横にあるネジを4つ外して裏蓋を外します。少し位置がずれたところにもう一つありますが、これはアース線が内部で繋がっているネジなのでこれは触らないように。

2.中を見ると電源ケーブルから入ってきたコードの先がスイッチ部に入るところと、スイッチ部からコードが出てコンセント部に繋がるのが確認できると思います。まずコンセント部に繋がる部分は、細いマイナスドライバー等で横の穴をツキながらコードをラジオペンチなどで引っ張ると簡単に抜くことが出来ます。

3.電源ケーブルからスイッチ部に繋がる部分は、ニッパーで切ってしまうという乱暴な手段と、ハンダ付けを溶かして剥がすという手段があるかと思いますが、改造後は一切関係ない部分なので私はニッパーで切り離してしまいました。

4.最後は3で切った線の先端のを1cm程度ニッパーできれいに剥がし、2で抜いた部分に同じように細いマイナスドライバー等で横の穴をツキながらコードをさして改造完了。裏蓋をもとに戻して完成です。


実はこのスイッチのバイパスに音質改善はさほど期待していなかったのですが、無駄なスイッチによるノイズを消すという意味ではものすごい効果抜群な改造でした。実は少し前からDACに付いているボリュームを大きく上げた(普通に聞く分にはそんな上げないのですがヘッドフォンで聞くとよくわかる)時の「サーッ」と言うほんの僅かなノイズが気になっていて、これを何とかしたいと思っていたのですが今回の改造で見事に消えました。S/Nが上がり、音の分離感が良くなった感じでしょうか。低域も締まった感じがします。

そしてこのタップの中身を見てもう一つ納得したことがあります。アースがコンセントのアース線だけで無く、本体にあるネジに繋がりスチール製の本体全体を使って逃しているという構造。私はこのコンセントの下にオヤイデの電磁波吸収シートを敷いているのです。この構造が効果的に働いてくれているのかもしれません。



改造とか面倒な方は電源ケーブルを選べて1万を切る予算で買えるBELDEN PS1850とかも良さそうですね。ただオーディオグレードの電源ケーブルは本当にピンきりでそれだけで何万円もしたりするので、よく吟味した上でチョイスしてみてくださいね。

PCオーディオはどこでノイズが入り込んでくるかわかりません。あらゆる部分で極力無駄は排除しておくのがベストな音への近道かもしれません。

ちなみに、このタップ改造のために事前にハンダゴテを新調して買っておいたのですが、これは全く必要ありませんでした.... orz


2024.12.13追記
なんと、知らなかったのですがPERFECTION PFT-T850という商品が、高周波電磁ノイズ吸収シート搭載で販売されているではありませんか。しかも見た目はBELDEN PS1850と全く一緒。同じ「東京電子工業株式会社」というラベルが貼ってあり同じ会社が作られているようなので、実質同じ商品で電磁波吸収シート付き??しかし価格がかなりいい値段に、、、、

2022年2月1日火曜日

T5Jazz Records 9周年

2月1日は創業記念日、T5Jazz Records 9周年!


2013年2月1日に会社を登記して以来、これまで19作品をリリースすることが出来ました。これまでT5Jazz Recordsの作品を聴いてくださったお客さま、そして一緒に作品をつくり、リリースしてくれたアーティストの皆さま、スタッフやメディアの皆さま、すべての皆さまに感謝。本当にありがとうございます。


3年前の6周年の時にも書きましたが、レコ協(一般社団法人 日本レコード協会)の数字を見る限り、音楽業界を取り巻く状況は変わらず悪化の一途、ピーク時の1998年に6,000億を超える音楽ソフトの売上げは下降の一途から少しだけ戻した2018年の約2,400億円からまた下り坂を辿り、2020年は遂に2千億円を切って1,944億円。売上げの多くを占めていたCDは1,500億円をとっくに切って2020年は1,232億円です。

一方でデジタルの売上げは着うた全盛だった2008-9年の900億円をピークに2013年には半減、その後サブスクリプションのお陰で戻ってきていますが、2020年の数字で約783億円。2021年の数字は未だ出ていないものの、1月〜9月の対前年比で127%なので、恐らくピーク時の900億円を超えてきそうな勢いではあります。

が、フィジカルとデジタルの売上げを全て合わせて音楽ソフト全体で2018年に約3,000億円あった売上げは2020年で約2700億円、2021年は更に落ち込んでいます。そしてCDとデジタルが逆転する日も近いかもしれません。


そんな感じで数字的には暗い話が多い音楽業界ですが、他の業界同様、デジタル技術の進化による音楽の楽しみ方の多様化は大きく進んでいます。特にアメリカではスマート・スピーカーのような機器で音楽をラジオのように流して聴くスタイルが大きく発展。日本ではラジオで流れても著作権使用料(作家印税)が支払われるだけでレコーディング・アーティストへの直接的な売上げ貢献は無いのですが、デジタル配信の場合はストリーム単位で再生回数がキチンと計算されて売上げとして入ってきます。一再生あたり0.1円とか本当に微々たる売上げだったりしますが、そのうち自動車のラジオなんかもオンラインになったり、店舗のBGMもデジタル化することで、想像を超える売上げが期待できるかもしれません。


音楽とりわけジャズを愛する皆さまと、新しい一年も乗り越えて記念すべき10周年を迎えたいものです。コロナ禍で暗中模索の中スタートした「横浜ワイン会」ポッドキャストも引き続き頑張っていきます。Twitterのスペースというclubhouseのような参加型オンライン・ライヴ・トークも毎週金曜にやっていきます。今後ともT5Jazz Recordsを宜しくお願いいたします。




2021年9月21日火曜日

羽田空港で見かけたアート作品

 これは圧巻のアートでした。RS5pb (類家心平) を大音量で鳴らしてみたいと思ってしまいました.... (すごく小さな音が鳴っていました)


2020年7月8日水曜日

ポッドキャストの最新動向と聴き方

6月からひっそりと開始したT5Jazz Recordsが提供するポッドキャスト「横浜ワイン会」。既に第5回を公開しました。



既にお聴きになった方もいらっしゃるかと思いますが、未だの方はぜひ聴いてみてくださいね。そして、ポッドキャストってなに?とか、ポッドキャストって昔流行ったよね?いまさら?なんて方もいらっしゃるかと思います。なぜいまポッドキャストなのか?少しだけご紹介したいと思います。



そもそもポッドキャストとは、2000年にRSSフィードと言われるWebサイトの更新情報を配信するの中に音声や映像情報を組み込むアイディアをトリスタン・ルイスさんという方が提唱、2001年にソフトウェアエンジニアのデイブ・ワイナーさんという方がこのアイディアを元にRSSフィードというものを開発しました。ポッドキャストと言う名前は、'iPod"と"broadcast"を合わせた造語。2005年にアップルがiTunesにポッドキャストを機能の一つとして組み込んで、そこから一気に広まりました。私もその頃かな?色々なポッドキャストをiTunesで登録して聴いたりしました。しかし、そうそうiPodを同期するわけではないし、パソコンでまめにチェックするわけでもなく、いつしか遠ざかってしまいました (^_^;)


で、現状のアメリカのポッドキャスト事情をご紹介しましょう。2019年の数字では70%の人が既にポッドキャストに親しんでいて、これが2020年には75%、2億21200万まで伸びると予想されています。- Infinite Dial 2020 / Esison Research (以下同)

中でも、毎週または毎月など、定期的にポッドキャストを聴いている人は2019年の数字で1億5100万人、アメリカの人口の51%、これが2020年には1億5500万人、同55%まで伸びると予想されています。

また2018年のアップルのイベントWWDCで発表された数字では55万のアクティブなポッドキャストがあり1,850万ものエピソードが配信されていて、現在では推測ですがアクティブなポッドキャストは100万を超え、2,900万を超えるエピソードが配信されているそうです。

ポッドキャストという名前の由来にあるくらい、元はアップルの独壇場であったポッドキャストも、最近ではSpotifyやGoogleも参入、世界最大のインターネット・ラジオのTuneInなども参入しています。

またホットな業界なので買収もすごくて、2019年にはソニーミュージックがジョイントベンチャーでポッドキャストの制作会社を立ち上げ、ユニバーサルやワーナーも似た動きを発表したり、今年2月にはSpotifyが米スポーツ関係のポッドキャストメディア、The Ringerを約220億円で買収したり、まさにホットな話題がつきません。


で、なぜ今ポッドキャストなのか?

一つはスマホの普及。昔のiPodではiTunesと同期する必要があったけど、スマホならその必要もなくスマホで直接再生して聴くことが出来ます。

加えてスマートスピーカーの普及。Google、Apple、Amazon、などのネット海外勢に加え、ソニーやBOSEなどオーディオ機器メーカー、またスマホアプリのLINEまで、各社から出ているスマート・スピーカーによって自宅やオフィスでラジオのように簡単に聴くことが出来ます。

Car PlayやAndroid Autoを始めとする、自動車の車載エンタテインメントの充実も拍車をかけているかもしれません。運転中、音楽やラジオの代わりにポッドキャスト聴くのも普通になってくるでしょう。

そうやって環境が整ってコンテンツが充実すると、聴いてみようという人も増えてきますよね。時間に縛られず、自分の都合のいい時に『ながら聴き』出来るポッドキャストは忙しい現代人にとってラジオ以上の便利なエンタテインメントかもしれません。


ポッドキャストの聴き方

取り敢えず簡単なのは、Podcastアプリをスマホに入れて、聴きたいポッドキャストを検索して登録し、あとは再生ボタンをタップするだけ。一度登録してしまえば、新しいエピソードが配信されたら自動的にお知らせが来ます。

iPhoneユーザーなら、最初から【Podcast】というアプリがインストールされていますから、それを使うといいでしょう。Spotifyユーザーなら、【Spotify】アプリの中でポッドキャストを楽しむことが出来ます。音楽と同じように検索して、フォローをしてください。
また個人的なオススメとしては【Google Podcasts】というアプリ。ポッドキャストに特化しているため、非常にシンプルで聴きやすい。早送り、巻き戻し、倍速再生など機能も充実しています。最近iOSにも対応したので、iPhoneでも各種Androidでも利用可能。パソコンでもこのURLでアクセスするとブラウザー版で聴けます。

お持ちの方は、スマート・スピーカーで聴くのが一番いいかもしれませんね。かなり新鮮な体験ではないでしょうか?以前は私も興味ありませんでしたが、ポッドキャストやりだして、ちょっと欲しくなってきました(笑)。

どれをお使いにしても、『横浜ワイン会』で検索して、ぜひ登録・フォローしてみてくださいね!また感想やポッドキャストのテーマ・リクエストなんかも受け付けますよ!ハッシュタグ #横浜ワイン会 を付けてTwitterでつぶやいてください。3人で熱く語ります!!



2020年6月20日土曜日

「横浜ワイン会」ポッドキャストはじめました

突然ですが、「横浜ワイン会」と言うPodcast始めます。

音楽やオーディオの話題をベースとしたトーク番組。第一回のテーマは「オーディオ都市伝説」⁉️ ただのグダグダ話ですが、ちょっとだけ面白いと思います😂 いろいろ手探りでやっていきます。

下記リンクのSoundCloudで聴けるほかに、Apple、Google、Spotifyなどの各Podcastで配信しています。

https://www.t5jazz.com/p/podcast.html


ちなみにオープニングの音楽は鈴木央紹によるガーシュウィンの名曲<Nice Work If You Can Get It>、エンディングの音楽は菅野浩によるラヴェルの名曲<亡き王女のためのパヴァーヌ>です。

よかったら聴いてみてくださいね🍷🙇




2020年1月8日水曜日

2020年第一弾プロジェクト進行中です!

昨年夏頃から動いているニュー・プロジェクト、いよいよ音が完成しました!これから音以外の色々な作業が忙しくなります。

今月中頃には告知できるかと思いますので、今少しお待ちください!!


2019年5月21日火曜日

鈴木央紹「Favourites」いよいよ明日発売!

いよいよ発売日を明日に迎え、本日は鈴木央紹「Favourites」店着日!フラゲしたい方はお店にGO!!

今回、タワーレコードオンラインで購入すると先着で本編未収録トラック<Nice Work If You Can Get It>収録CDが特典で付いてきます!!セブン-イレブン受け取りにすれば1枚でも送料無料、これは便利ですね。

また、Amazon.co.jpのT5Jazz Shopでも販売開始されました〜!!

いつも使い慣れたCDショップで、近くにCDショップがない方はネット経由で、是非ゲットしてお聴きくださ〜い!




 

2019年2月4日月曜日

T5Jazz Records 6周年

2月1日はT5Jazz Records 6周年でした!

2013年2月1日に会社を登記、これまで14枚の作品をリリースすることが出来ました。これまでT5Jazz Recordsの作品をCDやデジタルで聴いてくださったお客さま、そして一緒に作品をつくり、リリースしてくれたアーティストの皆さま、スタッフやメディアの皆さま、すべての皆さまに感謝、ありがとうございます。

レコ協(一般社団法人 日本レコード協会)の数字を見る限り、音楽業界を取り巻く状況は変わらず悪化の一途、ピーク時の1998年に6,000億を超える音楽ソフトの売上げは最悪だった2017年から少し戻して2018年は約2,400億円。とはいえ、その大半を占めるCDに関して言えば右肩下がりは止まらず1,500億円を切りそうな感じです。一方でデジタルの売上げは着うた全盛だった2008-9年の900億円をピークに2013年には半減、その後サブスクリプションのお陰で戻ってきていますが、2018年の数字は未だ出ていないものの恐らく640億円程度でしょう。フィジカルとデジタルの売上げを全て合わせても音楽ソフト全体で約3,000億円。2019年も厳しいことには変わらないと予想されます。

しかしながら、前に進まないことには道は開けない事は間違いありません。2019年は力強く進んでいきたいと思います。間もなく、新作リリースのご案内が出来るかと思います。

2019年もT5Jazz Recordsを宜しくお願いいたします。





2018年7月3日火曜日

目標は高く!

サッカー・ワールドカップ・ロシア大会、日本代表は決勝トーナメント1回戦で世界ランク3位のベルギーを相手に2−3で惜しくも負けてしまいました。実に残念でしたが、ボール際の上手さはベルギー選手を上回るくらいの技を見せてくれていましたし、何よりも2点を先制するという、これまでの日本代表とは別格の強さを見せてくれました。

西野監督は試合後のインタビューで「やっぱり何か足りないんでしょうね」「この壁っていうのはまだ厚いかもしれないです」と言いつつも、世界トップクラスとの差とは「すべてだと思いますけど、わずかだと思います」とコメントしました。そうです。差は本当に僅かなんですが、世界のトップレベルとなるとその僅かな差を埋めることが物凄く大変。それはどんなスポーツでも言えますよね?同じ球技のテニスにしても、ゴルフにしても、ましてや陸上の100mとか0.01秒の世界です。ここを埋めるために皆必死に努力しています。

サッカーでそこを埋めるためには、次はやはり優勝を目指したチーム作りをして欲しいと思っています。ベスト16がやっとなのに、ベスト8もベスト4も飛ばして?と思われるかもしれませんが、やはりトップを目指さなければその僅かな差を埋めることは出来ないと思うのです。テニスの錦織くんだって、ゴルフの松山くんだってずっと最初から世界メジャーでの優勝を目指してると思います。徐々にランクを上げて優勝が現実のポジションに来た。今回のアルゼンチンやポルトガル見れば明らかなように、サッカーの方が一人でやるスポーツより個人のパフォーマンス以上に重要なものがあるので、サッカー日本代表だってもう絶対に夢ではないと思うんですよね。

あるゴルフの本で「ゴルフは100切りを目指すとか言っていてはいけない。72のパープレイを目指すスポーツなんだ」と言うのを読んで感銘を受けたことがあります。実際、その本を読んで100を切れなかった人が一気に80台にベストを更新した人を見ましたし、私もお蔭で当時なかなか切れなかった100を切って90台を出すことが出来ました、いきなり72はムリでしたが.... (^_^;) でも実際、人の意識の差っていうのはとても大きいんですよね。

T5Jazz Recordsでリリースするタイトルについても、アーティストの皆さんと最初に目標について話すときはとても高い目標を伝えます。皆さんがどんなふうに受け止めているかはわかりませんが(笑)、でも高い目標を掲げなければ絶対にそこに到達することは出来ません。しかし、そのポテンシャルがあると思って作品をリリースしているわけです。当然、一足飛びに高い目標に届くわけではないので、そこまでの道のりは険しく一歩一歩、亀のような歩みかもしれませんが、それでも少しずつ近づいていけばいつか到達できかもしれない。

目標は高く!


改めてそんな勇気を感じさせてくれた、今日のサッカー日本代表戦でした。サッカー日本代表の皆さん、お疲れさま、そして、ありがとうございます。暑い日が続きますが、寝不足の方もどうぞ体調管理にお気をつけて。



2018年5月28日月曜日

NHK連続テレビ小説づいてます...

な〜んてタイトルの記事を書くと何の事かよくわからないと思いますが。。。

現在、大人気のNHK朝の連続テレビ小説『半分、青い。』の第7週土曜日の#42放送回、秋風先生が愛犬を思いながらステレオでレコードをかけ、主人公の鈴愛が律、正人と一緒に秋風先生へのお礼を手作りしているシーンでラヴェルの<亡き王女のためのパヴァーヌ>が流れていましたね。



実は、サックス奏者・菅野浩がリリースしている「Landmark Blue」というアルバムの中で、同曲をカバーしているのです!これがまた素敵なカバーなんです♪



そして、2014年の同じく連続テレビ小説『マッサン』では主人公のエリーが、故郷を想って時折口ずさむのが、スコットランド民謡の<The Water Is Wide>。これは同年放送の『花子とアン』でも、花子が実家を離れて寄宿舎生活を送っているときにスコット先生(ダジャレではない;笑)によるこの曲の歌声が聴こえてきて癒やされるというシーンがございます。この曲も、今や業界で大人気、新進気鋭の鍵盤奏者・宮川純がリリースしているアルバム「The Way」で同曲をカバーしているのです。



いずれも直接、T5Jazz Recordsのアーティストや楽曲が採用されたわけではないのですが(苦笑)、何だかちょっと近づいているような???感じで嬉しい。

2018年1月18日木曜日

五感の中の聴覚

昨日のブログ記事の反響が割と大きかったので、調子に乗って今日は五感、とりわけ聴覚について少し書こうと思います。

動物そして人間には(古い分類かもしれませんが)五感という感覚が備わっています。視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚を指します。生き物である以上、これは生きている環境に応じて進化もするし退化もします。短期的に見れば数十年あるいは数百年?人の歴史という長い目で見れば千年未満なんてあっという間かもしれません。

しかし、明らかに現代人の視力は落ちています。アフリカの人たちが考えられないくらい良い視力を持っている事実を見ればこれが現代病であることは明らかです。きっと現代社会が人間にもたらした弊害でしょう。

では他の感覚はどうなのでしょうか?

触覚、これは特に変化があるとはあまり感じませんね(僕が感じていないだけかも?苦笑)。

味覚、これは食生活の変化による影響がある気がしますが、日本人に限って言えば他の国の人よりは優れている(人間が本来持っている感覚を失っていない)気がします。

嗅覚、これも変化がない、むしろ進化しているのか?臭いについては昔に比べて「臭い」とか話題になる気がしますよね?

聴覚、これが気になっています。

昨日のブログに書いたパブリック・コメントに書いた一つのポイントはそこです。イヤフォンは耳の穴に入れてそこで音を鳴らします。ヘッドフォンは耳の外側ではありますが、イヤフォンとの差はごく僅か1〜2センチの話です。昔の生活ではあり得ない経験です。しかもデジタルで人工的に作られた、ナチュラルではない圧縮した音ばかりを聴いている子どもたちの将来の耳が心配です。

人間の耳の可聴範囲は20hz〜20Khzとされ、それ以外の周波数の音は聴こえないと言う理論に基づいてCDのスペックは定められています。しかし本当にそうなのでしょうか?アナログ盤やハイレゾの音はそれを超えた音域まで再生され、その音の気持ちよさは多くの人が感じています。それってもしかして、いわゆる視力検査で通常は2.0までしか測らないけど、アフリカのある種族では11.0を記録したと言われているのと一緒で、実は可聴範囲と言われる帯域を超えた所まで実は聴こえている可能性は高いのでは?と思いますよね。

でもそんな優れた聴覚も、現代社会の作り出したいわゆるオーガニックではない音に慣らされてしまうと、あっという間に退化してしまう可能性もあると思っています。

食事に関して言えば、最近はオーガニックではないものに関しては極力排除して、出来るだけ自然な食べ物を食べようという動きが世界的に広まっています。同様にして、音に関しても、出来るだけオーガニックでナチュラルな音を聴くように、社会に対して働きかけ、少しずつでもムーヴメントにしていきたいものです。将来を担う子どもたちのためにも。。。