T5Jazz Records: 五感の中の聴覚

2018年1月18日木曜日

五感の中の聴覚

昨日のブログ記事の反響が割と大きかったので、調子に乗って今日は五感、とりわけ聴覚について少し書こうと思います。

動物そして人間には(古い分類かもしれませんが)五感という感覚が備わっています。視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚を指します。生き物である以上、これは生きている環境に応じて進化もするし退化もします。短期的に見れば数十年あるいは数百年?人の歴史という長い目で見れば千年未満なんてあっという間かもしれません。

しかし、明らかに現代人の視力は落ちています。アフリカの人たちが考えられないくらい良い視力を持っている事実を見ればこれが現代病であることは明らかです。きっと現代社会が人間にもたらした弊害でしょう。

では他の感覚はどうなのでしょうか?

触覚、これは特に変化があるとはあまり感じませんね(僕が感じていないだけかも?苦笑)。

味覚、これは食生活の変化による影響がある気がしますが、日本人に限って言えば他の国の人よりは優れている(人間が本来持っている感覚を失っていない)気がします。

嗅覚、これも変化がない、むしろ進化しているのか?臭いについては昔に比べて「臭い」とか話題になる気がしますよね?

聴覚、これが気になっています。

昨日のブログに書いたパブリック・コメントに書いた一つのポイントはそこです。イヤフォンは耳の穴に入れてそこで音を鳴らします。ヘッドフォンは耳の外側ではありますが、イヤフォンとの差はごく僅か1〜2センチの話です。昔の生活ではあり得ない経験です。しかもデジタルで人工的に作られた、ナチュラルではない圧縮した音ばかりを聴いている子どもたちの将来の耳が心配です。

人間の耳の可聴範囲は20hz〜20Khzとされ、それ以外の周波数の音は聴こえないと言う理論に基づいてCDのスペックは定められています。しかし本当にそうなのでしょうか?アナログ盤やハイレゾの音はそれを超えた音域まで再生され、その音の気持ちよさは多くの人が感じています。それってもしかして、いわゆる視力検査で通常は2.0までしか測らないけど、アフリカのある種族では11.0を記録したと言われているのと一緒で、実は可聴範囲と言われる帯域を超えた所まで実は聴こえている可能性は高いのでは?と思いますよね。

でもそんな優れた聴覚も、現代社会の作り出したいわゆるオーガニックではない音に慣らされてしまうと、あっという間に退化してしまう可能性もあると思っています。

食事に関して言えば、最近はオーガニックではないものに関しては極力排除して、出来るだけ自然な食べ物を食べようという動きが世界的に広まっています。同様にして、音に関しても、出来るだけオーガニックでナチュラルな音を聴くように、社会に対して働きかけ、少しずつでもムーヴメントにしていきたいものです。将来を担う子どもたちのためにも。。。

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