2018年11月14日水曜日

ジャズライフに類家心平 / RS5pbライヴ・レポート掲載!

11月14日発売の音楽専門誌「JAZZ LIFE」(2018年12月号)に、類家心平率いるRS5pbによる中国・深センでのライヴ・レポートが掲載されています(P.86)。


宜しければ是非ご覧くださ〜い!

2018年10月24日水曜日

類家心平 / RS5pb live at OCT-LOFT Jazz Festival

大変お待たせしました。類家心平 / RS5pbの中国・深センで行われたOCT-LOFT Jazz Festivalのライヴ・レポートです。

中国・深センは香港から車で約1時間、ライヴ会場はOCT-LOFTと言う深センの中心部から少し西に外れたところにある、アートの街としてデザイナーを始めとする芸術系の人が多く集まった街にあります。古い建物をリノベーションしたオシャレな建築物が数多く立ち並んでいます。また書店には日本についての書籍も多くありました。

こちらが会場入口です。現地の若者が大変多く集まってくれて、オール・スタンディングの会場はほぼ満杯。数百人はいたでしょうか?




ステージが始まる前に楽屋でバンド・メンバー全員で気合を!!



超満員のお客さまで埋め尽くされた会場は熱気でいっぱい!演奏が始まると共にロック・バンドのコンサートのような絶叫が聞こえてきました!!自然とバンド・メンバーの演奏にも力が入ります。



いつにも増して熱いブロウを聴かせる類家心平 (trumpet)。



これだけ見るとまるでロック・バンドのギタリストのような田中"tak"拓也 (guitar)。



いつも見た目クールながら、熱い演奏を聴かせる中嶋錠二 (piano, keyboards)。



センターバックでサウンドも見た目もバンドを支える鉄井孝司 (bass)。



バンド全体の写真ではとかく楽器やフロントマンの影に入ってしまって見えにくいので、ひとり大きくアップの写真にしました(笑)、吉岡大輔 (drums)。



とにかくステージは大変盛り上がりました。お金がなくて会場に入れないお客さまが会場の外で警備員に入場を阻まれ、、、なんて逸話もあったりしますが、それは是非RS5pbのライヴに来ていただいて、メンバーとお話してみてくださいね。



サイン会も長蛇の列。RS5pbのライヴ後だけでは時間が足りなくて、次のプログラムのジャム・セッションの後にも更にサイン会の続きをやるという大人気ぶり。ちなみに、当日準備したアナログ盤「UNDA」はライヴ開演前に完売という、RS5pbメンバーも驚きの即売状況!中国のシリコンバレーと呼ばれるハイテクな街だけにアナログへの憧れが強いのでしょうか?



そしてメイン会場から歩いて2〜3分のところにある本屋さんで更にジャム・セッション。ここだけでも数十〜100人近いのお客さまがいたんじゃないか?と言うくらい歩く隙間も無いほどギューギュー詰めのお客さまです。フェスに出演していた世界各地のミュージシャンに加え、現地のミュージシャンも参加してのジャム・セッションはまた別の楽しみですね。



先日アップしたCNNの取材など、ここのところちょっと海外づいている類家心平 / RS5pbです。是非、皆さまの応援も引き続き宜しくお願いします。


2018年10月23日火曜日

類家心平 / RS5pbがCNNに登場!

類家心平 / RS5pbが9月5日に行った新宿ピットイン公演で取材の入ったCNNの番組「True Tokyo」がCNNでOAとなり、そのPart.1がネットでも公開となりました!


アニメやアイドルと言ったステレオタイプの日本像だけではなく、大人も楽しめる本当の日本を紹介する番組です。クローズドキャプション[CC]で英語字幕も入ります。是非ご覧ください!

※類家心平 / RS5pbが出てくるのは17分45秒あたりからとなります。


2018年7月20日金曜日

Selim Slive Elementz / Resurrection がカセットで発売!

Selim Slive Elementzがアルバム『Resurrection』のカセット版をリリースします!

Selim Slive Elementz(セリムスライヴエレメンツ)はマイルス・デイヴィスと交流のあった音楽ジャーナリスト小川隆夫が、quasimodeのリーダー平戸祐介と手を組み、マイルス・ミュージックの遺伝子を受け継いだ精鋭プレイヤーたちと2016年に結成したスーパー・ジャム・バンド。2017年にライヴ・アルバム「Resurrection」をCD(高音質UHQCD仕様)とアナログ盤(完全生産限定盤、カラー・レコード、180g重量盤、ドイツプレス)でリリースし、その後も多忙なメンバーのスケジュールをかいくぐりながら、精力的な活動を続け、2018年秋には西日本ツアーも予定しておりますが、その少し前となる9月7日にアメリカNYにあるブルックリンのカセット専門レーベル【Personal Affair】からカセット版のリリースが決定いたしました(T5Jazz Recordsからのライセンス商品となります)。
尚、収録時間の都合により、カセットは4曲入りとなります。ご注意ください。

カセットのジャケット

日本向けのスリーブケース

日本国内ではディスクユニオンさん等で取り扱い予定ですが、T5Jazz Recordsのオンラインショップでも取り扱います(予約販売のみ)。

ご予約はこちらから → T5Jazz Records ショップページ


アナログ盤と共に人気が高まっているカセットテープで聴くSelim Slive Elementz、楽しみです!!

2018年7月3日火曜日

目標は高く!

サッカー・ワールドカップ・ロシア大会、日本代表は決勝トーナメント1回戦で世界ランク3位のベルギーを相手に2−3で惜しくも負けてしまいました。実に残念でしたが、ボール際の上手さはベルギー選手を上回るくらいの技を見せてくれていましたし、何よりも2点を先制するという、これまでの日本代表とは別格の強さを見せてくれました。

西野監督は試合後のインタビューで「やっぱり何か足りないんでしょうね」「この壁っていうのはまだ厚いかもしれないです」と言いつつも、世界トップクラスとの差とは「すべてだと思いますけど、わずかだと思います」とコメントしました。そうです。差は本当に僅かなんですが、世界のトップレベルとなるとその僅かな差を埋めることが物凄く大変。それはどんなスポーツでも言えますよね?同じ球技のテニスにしても、ゴルフにしても、ましてや陸上の100mとか0.01秒の世界です。ここを埋めるために皆必死に努力しています。

サッカーでそこを埋めるためには、次はやはり優勝を目指したチーム作りをして欲しいと思っています。ベスト16がやっとなのに、ベスト8もベスト4も飛ばして?と思われるかもしれませんが、やはりトップを目指さなければその僅かな差を埋めることは出来ないと思うのです。テニスの錦織くんだって、ゴルフの松山くんだってずっと最初から世界メジャーでの優勝を目指してると思います。徐々にランクを上げて優勝が現実のポジションに来た。今回のアルゼンチンやポルトガル見れば明らかなように、サッカーの方が一人でやるスポーツより個人のパフォーマンス以上に重要なものがあるので、サッカー日本代表だってもう絶対に夢ではないと思うんですよね。

あるゴルフの本で「ゴルフは100切りを目指すとか言っていてはいけない。72のパープレイを目指すスポーツなんだ」と言うのを読んで感銘を受けたことがあります。実際、その本を読んで100を切れなかった人が一気に80台にベストを更新した人を見ましたし、私もお蔭で当時なかなか切れなかった100を切って90台を出すことが出来ました、いきなり72はムリでしたが.... (^_^;) でも実際、人の意識の差っていうのはとても大きいんですよね。

T5Jazz Recordsでリリースするタイトルについても、アーティストの皆さんと最初に目標について話すときはとても高い目標を伝えます。皆さんがどんなふうに受け止めているかはわかりませんが(笑)、でも高い目標を掲げなければ絶対にそこに到達することは出来ません。しかし、そのポテンシャルがあると思って作品をリリースしているわけです。当然、一足飛びに高い目標に届くわけではないので、そこまでの道のりは険しく一歩一歩、亀のような歩みかもしれませんが、それでも少しずつ近づいていけばいつか到達できかもしれない。

目標は高く!


改めてそんな勇気を感じさせてくれた、今日のサッカー日本代表戦でした。サッカー日本代表の皆さん、お疲れさま、そして、ありがとうございます。暑い日が続きますが、寝不足の方もどうぞ体調管理にお気をつけて。



2018年6月14日木曜日

OTOTEN (音展) 2018

日本オーディオ協会主催のオーディオ・ビジュアル展示会「OTOTEN」が6月16日(土)〜17日(日)の2日間、東京国際フォーラムにて開催されます。


T5Jazz Recordsでは今回NTTぷららさんと協力、ガラス棟B1Fロビーギャラリー2にある【4K/2K+ハイレゾ視聴体験ブース】にて、音と映像をお楽しみいただける素材をご提供しています。

一つはAQUAPITがアルバム『Orange』Release Tourとして、丸の内コットンクラブにて2013年7月1日に行ったライヴ(映像は初公開 !!)を4K+ハイレゾ(音源提供:NHK)と言う超ハイスペックな音と映像にて(※映像の視聴時間は3分)。もう一つは鈴木央紹カルテットによる<My Romance>のミュージック・ビデオを2K+ハイレゾ(こちらも3分弱)でご体感いただけます。

以下はYouTubeにアップされている鈴木央紹の<My Romance>ミュージック・ビデオです(音声はYouTube仕様のAACとなります)。



入場無料ですので、お近くにお立ち寄りの際は、是非足を運んでみてくださいね!

2018年5月28日月曜日

NHK連続テレビ小説づいてます...

な〜んてタイトルの記事を書くと何の事かよくわからないと思いますが。。。

現在、大人気のNHK朝の連続テレビ小説『半分、青い。』の第7週土曜日の#42放送回、秋風先生が愛犬を思いながらステレオでレコードをかけ、主人公の鈴愛が律、正人と一緒に秋風先生へのお礼を手作りしているシーンでラヴェルの<亡き王女のためのパヴァーヌ>が流れていましたね。



実は、サックス奏者・菅野浩がリリースしている「Landmark Blue」というアルバムの中で、同曲をカバーしているのです!これがまた素敵なカバーなんです♪



そして、2014年の同じく連続テレビ小説『マッサン』では主人公のエリーが、故郷を想って時折口ずさむのが、スコットランド民謡の<The Water Is Wide>。これは同年放送の『花子とアン』でも、花子が実家を離れて寄宿舎生活を送っているときにスコット先生(ダジャレではない;笑)によるこの曲の歌声が聴こえてきて癒やされるというシーンがございます。この曲も、今や業界で大人気、新進気鋭の鍵盤奏者・宮川純がリリースしているアルバム「The Way」で同曲をカバーしているのです。



いずれも直接、T5Jazz Recordsのアーティストや楽曲が採用されたわけではないのですが(苦笑)、何だかちょっと近づいているような???感じで嬉しい。

2018年3月26日月曜日

類家心平が映画『坂道のアポロン』トランペット演奏を担当!

3月12日から公開されているヒット映画『坂道のアポロン』で、ディーン・フジオカさん演じる純兄(じゅんにい)の、実際に音として流れるトランペット演奏を類家心平が担当しました!(尚、ご存じの方も多いと思いますがアニメ版も類家が担当、アニメ版の動きは類家心平の実際のプレイを元に作ったそうです)

こちらは映画『坂道のアポロン』オフィシャルTwitterアカウントで公開されている、演奏シーンのメイキング映像。



でもディーン・フジオカさんも猛特訓されて実際にこのメイキング映像でも、ごく自然に軽〜く音を出されていたり、本当に演奏しているように見えるくらい素晴らしい演技でしたので、SNSなどを見る限りかなりの方がディーンさんが本当に演奏していると思われているようですね。嬉しいような、ちょっと寂しいような.... (笑)。

未だ映画をご覧になっていない方、ジャズファンなら多分誰もが楽しめる良い映画だと思います。是非劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか?類家ファンならエンドロールに出てくるクレジット、

「トランペット演奏 類家心平」

の字幕は要チェックですよ!!

2018年1月24日水曜日

Selim Slive Elementz Live Info Feb 2018

マイルス・デイヴィスと交流のあった音楽ジャーナリスト 小川隆夫が、quasimodeのリーダー 平戸祐介と手を組み、マイルス・ミュージックの遺伝子を受け継いだ精鋭プレイヤーたちと結成したスーパー・ジャム・バンド【Selim Slive Elementz】

その2018年第一弾ライヴが来る2月5日(月)、横浜赤レンガ倉庫内にあるモーション・ブルー・ヨコハマにて行われます。

2016年にここモーション・ブルー・ヨコハマで旗揚げしたSelim Slive Elementz、2017年にリリースしたバンドのデビュー・アルバム『Resurrection』を引っさげての凱旋ライヴとも言える公演です。





多忙な8人であるがゆえ、そのスケジュール調整が難しく、大変貴重なライヴとなること必至です。寒い季節ではありますが、是非彼らの熱いライヴで心もカラダも暖まりにいらしてください!

ご予約・お問い合わせ:モーション・ブルー・ヨコハマ 045-226-1919 (11am-9pm)



2018年1月18日木曜日

五感の中の聴覚

昨日のブログ記事の反響が割と大きかったので、調子に乗って今日は五感、とりわけ聴覚について少し書こうと思います。

動物そして人間には(古い分類かもしれませんが)五感という感覚が備わっています。視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚を指します。生き物である以上、これは生きている環境に応じて進化もするし退化もします。短期的に見れば数十年あるいは数百年?人の歴史という長い目で見れば千年未満なんてあっという間かもしれません。

しかし、明らかに現代人の視力は落ちています。アフリカの人たちが考えられないくらい良い視力を持っている事実を見ればこれが現代病であることは明らかです。きっと現代社会が人間にもたらした弊害でしょう。

では他の感覚はどうなのでしょうか?

触覚、これは特に変化があるとはあまり感じませんね(僕が感じていないだけかも?苦笑)。

味覚、これは食生活の変化による影響がある気がしますが、日本人に限って言えば他の国の人よりは優れている(人間が本来持っている感覚を失っていない)気がします。

嗅覚、これも変化がない、むしろ進化しているのか?臭いについては昔に比べて「臭い」とか話題になる気がしますよね?

聴覚、これが気になっています。

昨日のブログに書いたパブリック・コメントに書いた一つのポイントはそこです。イヤフォンは耳の穴に入れてそこで音を鳴らします。ヘッドフォンは耳の外側ではありますが、イヤフォンとの差はごく僅か1〜2センチの話です。昔の生活ではあり得ない経験です。しかもデジタルで人工的に作られた、ナチュラルではない圧縮した音ばかりを聴いている子どもたちの将来の耳が心配です。

人間の耳の可聴範囲は20hz〜20Khzとされ、それ以外の周波数の音は聴こえないと言う理論に基づいてCDのスペックは定められています。しかし本当にそうなのでしょうか?アナログ盤やハイレゾの音はそれを超えた音域まで再生され、その音の気持ちよさは多くの人が感じています。それってもしかして、いわゆる視力検査で通常は2.0までしか測らないけど、アフリカのある種族では11.0を記録したと言われているのと一緒で、実は可聴範囲と言われる帯域を超えた所まで実は聴こえている可能性は高いのでは?と思いますよね。

でもそんな優れた聴覚も、現代社会の作り出したいわゆるオーガニックではない音に慣らされてしまうと、あっという間に退化してしまう可能性もあると思っています。

食事に関して言えば、最近はオーガニックではないものに関しては極力排除して、出来るだけ自然な食べ物を食べようという動きが世界的に広まっています。同様にして、音に関しても、出来るだけオーガニックでナチュラルな音を聴くように、社会に対して働きかけ、少しずつでもムーヴメントにしていきたいものです。将来を担う子どもたちのためにも。。。

2018年1月17日水曜日

人生に無駄なことはない

私が前職を辞める時に若い人向けに何度も言った言葉「人生に無駄なことはない」と言う言葉、当時職場で過ごした20年という長い目で見て実感していたのですが、最近またそれを改めて実感する出来事があったのでメモ書きのような文章で申し訳ないのですがご紹介します。

サラリーマンを辞め、「株式会社ティーファイヴ・ジャズ」と言う会社を立ち上げて暫くしたある時、総務省のあるパブリック・コメントに投書してムーヴメントを作ろう的なSNSの書き込みを見かけました。そのムーヴメント自体には大いに賛同するものの、私一個人の投書が「総務省=国」と言う超巨大な組織に対してどれだけの影響を持つのかは懐疑的だったし、サラリーマン時代にもパブリック・コメントと言う仕組みに対してあまり良いイメージを持っていなかったのですが、これからはサラリーマン的な発想からは脱却しようと常々考えていたこともあり、誰にも言わずにひっそりと私一個人の意見を投稿しました。

暫くして、この件についても記憶から消されそうな時間が経過した頃、知らない電話番号から私の携帯に電話がありました。電話に出てみると「私、総務省のxxxと言うものですが、、、」と言うではありませんか。総務省?一瞬、頭の中で???がいっぱい浮かびましたが、「パブリック・コメントにご意見いただいた件で、、、」と言われ「あ〜!!!」と思い出しました。でも何でわざわざ電話を?どうやら、私の書いた意見が関係者の心に響いたらしく、総務省の会議の中で是非ご紹介させていただきたいというお電話でした。意見を述べたのですから、先方でその意見をどう扱おうが自由な訳ですし「ご丁寧にありがとうございます!どうぞどうぞ!」とは言ったものの、別に何かその後にあるわけでもなく、ただそれだけの電話でした(笑)。でもその電話がとてもありがたく感じ、僕のように思ってくれている人が、少なくとも政府関係者の中にいるんだ!?と言う事実が、パブリック・コメントに投稿を寄せた最終着地点として私の記憶に残りました。

それから数年、既にそのパブリック・コメントを求めた案件もそろそろ社会的に実用化されようかという今日この頃。たまたまある大手企業の方と打合せをしました。そこで当社の特徴、商品、サービスなどを説明させていただく中で、先方の悩んでいるポイントの話になり、私の過去の経験から、いくつかの事例などをお話させていただいたのです。その中で、たまたま数年前のパブリック・コメントの件も思い出し、お話させていただきました。すると先方の担当のお一人が「それ、知っています。実はうちの社内の中で、それ書いたの誰だ?と言う話題になったんです」と切り出し、「そんなこと書くの、xxあるいは○○くらいしかいない。でも二人とも書いていないというし、社内ルール的にパブリック・コメントを書くことがNGだったので謎だったんです。でも疑われたその二人がそのコメントにえらく感動していました。」と言うではありませんか。嬉しいですね、ひょんな事から数年かけて色々繋がりました。と言うか、色々部分的に繋がっていたものが、最終的に自分に繋がったのです。こんな感動ありません。おかげでその会議はずいぶんと盛り上がりました。


人生に無駄なことはありません。今は無駄に思える一つ一つの出来事が、いつかひょんなことから全部繋がったりするのです。つまり、その時その時を一所懸命(一生懸命ではない)生きよう。そんなことが言いたいだけなのです。


今日はお酒が美味しいです。ジャズも気持ちがいいです。

2018年1月3日水曜日

新年のご挨拶 2018

新年、あけましておめでとうございます。

2017年は日本の誇るオルガン・ジャズ・ユニット、金子雄太率いるAQUAPITのT5Jazz Records第2作目「Dance with Ancients」。そしてジャズ・ジャーナリスト小川隆夫がquasimode平戸祐介と手を組み、マイルス・ミュージックの遺伝子を受け継いだ精鋭プレイヤーたちと結成したスーパー・ジャム・バンドSelim Slive Elementz(セリム・スライヴ・エレメンツ)のデビュー作「Resurrection」の2作をリリースできました。いずれの作品も様々な方面から非常に評価が高く、レーベルの個性みたいなものも少しづつ出来上がってきたのではないかと思います。

2018年の今年はいよいよレーベル設立5周年となります。2013年に設立し、何がどうなるのか一寸先は闇の状態から無我夢中でやってきましたが、T5Jazz Recordsを応援して下さる皆さま、素晴らしいミュージシャンの皆さま、業界関係者の皆さまのお陰で何とかここまでやってこられたと思います。感謝の念にたえません。今年も引き続き魅力ある作品作りにチャレンジしつつ、昨年後半から少しづつ準備してきた新しい挑戦も何とか形にしていければと思います。

音楽業界を取り巻く状況は非常に厳しい状況が続いております。インターネットの高速化、スマホなどデバイスの高性能化により、音楽の楽しみ方は多様になってきましたが、魅力あるコンテンツである音楽そのものが存在しなければ、楽しむこと自体が出来ません。今後とも普遍的な魅力ある音楽を発信していければと思います。

本年もT5Jazz Recordsをよろしくお願いいたします。

株式会社ティーファイヴ・ジャズ
Executive Producer, 清水 正