T5Jazz Records: メジャーとインディー

2013年2月27日水曜日

メジャーとインディー

T5Jazz Recordsのシミズです。

メジャー・レーベルとインディー・レーベル、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?

私は約20年間、ソニーミュージックと言うメジャー・レーベルと言われる会社に所属していました。それが当たり前の世界にいましたし、ニューヨークに出張に行って、某ブランドショップの店員と話していると「I love Sony, especially Music !!」なんて言われたりして、この会社で働いてよかった、なんて思ったものです。ソニーミュージックにいると言うだけで、アーティストからの売り込みは数知れず、過剰な期待も凄いです。

様々な部門にプロフェッショナルがいて、よく言えば全てお任せで、その分野に関して知識がなくてもビジネスが動いていきます。レコード・ビジネスの制作担当、すなわちA&Rと言われる仕事は、音楽ソフト(配信の時代なので、あえてCDとは書きませんが)の企画から販売する数字まで責任を持つのですが、意外に知らないことも多いのです。中でも、CDの製造、印刷物、物流周りに関しては比較的素人かもしれません。でも、ちゃんとそれぞれの部門にプロがいるおかげで、素晴らしい商品が生まれるのです。

メジャーと違い、インディー・レーベルは自社でCDのプレス工場なんて持ちません、と言うか持てません(苦笑)。今時はネットで探すと、格安でCDをプレスしてくれる会社がいくつもありますが、はたしてそのCDの音はどうなのでしょうか?ソニーミュージックにいた時代にも、アーティストが出来上がった自分のCDの音に満足できなくて、プレスをやり直したりと言うのは何度も見て来ましたし、製造ラインによって音が違ったりすると言うのも現実です。製造工程で音に拘る会社ですら(だからこそかもしれませんが)そこまで音に差が出るのに、安いからといって適当な会社にCDプレスを任せるのにはどうも抵抗があるのです。

現在、そんなCDのプレス、製造をどこですべきか、いろいろ検討し、お話を聞かせていただいております。こんな時代だからこそ、モノに愛着のある人がCDを買ってくれるのだと思います。音に拘りを持つ、信頼の出来る工場でプレス・製造を行なって、お客さまにCDを届けたいと思います。インディ・レーベルと言えども、いやむしろインディだからこそ、その拘りを持ったクオリティは大事にしたいと思います。

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